6月11日 、熊大移動大学「くまもとみらいずむ」を球磨中央高校・球磨商業高校にて開催しました。今年度初めての開催で、昨年2月に1年生だった地域未来探究科の生徒さんたちが、さらに学びを深めて、「球磨中央高校 地域未来探究科」の特徴と魅力を発信する課題に、大学生もともに取り組んでいます。

今回も、熊本の魅力的な観光地や地域情報を発信する学生団体、Kumarism(くまりずむ)の有志の学生が、日頃培った写真撮影のコツと、プレゼンテーションのテクニックについて実践を通じて高校生に伝えました。

写真の撮り方の基本をレクチャー

写真の撮り方の基本をレクチャー

写真撮影では、「写真の構図」を意識的に考えて撮影するコツを学びました。「日の丸構図」や「二分割構図」、「フレーム構図」など、工夫次第で簡単に利用できるものから、「三分割構図」、「放射構図」など、身に付けると色々な表現に活用できる写真の構図を紹介し、高校生の皆さんは、直ぐに応用して、人物を撮りながら色々な表現に挑戦していました。

「人物の撮影」をテーマに構図を意識して写真をとります

「人物の撮影」をテーマに構図を意識して写真をとります

各班で撮影した人物の写真を厳選し、利用した構図や工夫について発表しながら紹介しました。

グループで撮影した写真から紹介する1枚を選びます

グループで撮影した写真から紹介する1枚を選びます

写真の中に写真を取り込んだ「フレーム構図」

写真の中に写真を取り込んだ「フレーム構図」

友達と肩を寄せ合い撮影した「放射構図」の一枚

友達と肩を寄せ合い撮影した「放射構図」の一枚

前髪と目の表情を生かした「二分割構図」のインパクトのある一枚

前髪と目の表情を生かした「二分割構図」のインパクトのある一枚

どのグループも、構図を利用した動きや表情のある人物写真を撮影して、工夫点を発表していました。スクリーンに各班の写真が映される度に、高校生からも大学生からも「おーっ」という歓声が上がりました。

球磨中央高校「地域未来探究科」の魅力について1年生も交えてポイントを深めました

球磨中央高校「地域未来探究科」の魅力について1年生も交えてポイントを深めました

休み時間になっても、席を離れる学生はなく、お互いの学生生活や、部活動、アルバイトや進路の話など、活発に交流を深める姿が印象的でした。2時間目の授業では、1年生も交え、2年生が考えた「地域未来探究科」の魅力を大学生に発表し、大学生からの質問を通して、その魅力を掘り起こしながら、どのように表現し、伝えるかを一緒に考えました。大学生からも高校生からも「時間が足りなかった」、という声とともに、「ポイントのしぼり方など、とても勉強になった」という高校生の感想も聞かれました。

最後に、工学部3年生の男子学生から、「賢いと思わせるプレゼンのテクニック」というテーマで、プレゼンテーションを効果的に見せるプレゼンテーションの仕方を例とともに紹介しました。「写真」や「数値」、「グラフや図表」だけでなく、インパクトある「キーワード」などをスクリーンに映し出しながら、「声の抑揚」や、適度な「間」「身振り・手振り(時にはメガネを上げる仕草を入れながら)」を効果的に用いて発表することで、内容をより際立たせる発表になることを、高校生に実感してもらいました。高校生の皆さんは、「次に何が出てくるのだろう」という期待いっぱいに、食い入るようにプレゼンテーションに集中しているようでした。

「賢いと思わせるプレゼンテーションのテクニック」写真やグラフ・図表、キーワードを効果的に用いて発表します

「賢いと思わせるプレゼンテーションのテクニック」写真やグラフ・図表、キーワードを効果的に用いて発表します

今回は、色々な活動にチャレンジした高校生と大学生でしたが、実は毎回授業が終わると、大学生メンバーは「こうした方が良かったのでは」とか、「こんな反応をしてくれて、うれしかった」とか、高校生の書いてくれた感想を見ながら一喜一憂しています。先生方のご期待に応えようと、毎回、一生懸命準備して授業に臨んでくれる大学生の熱意や姿勢を、高校生も素直に感じ取り、授業を楽しみながらも真剣に取り組んでいる様子がとても印象的でした。高校生の皆さん、大学生の皆さん、そしてご協力頂いた先生方、ありがとうございました。