ガラス1

仮設団地の集会所をお借りし、ガラスおこしを開催しています。お菓子の「岩おこし」に似たガラスおこし、材料は廃棄されるごみとなったガラスです。ガラスを色ごとに分別し、砕いて砂状になっています。低温の窯でもガラス同士がくっつく特殊な薬剤を用いることで、描いたガラスの砂絵が固まり、石鹸置きや表札として利用できるようになります。もちろん、インテリアとしても楽しめます。

ガラス2

ガラスおこしに参加してくださる方は、世代もバラバラ。家族で参加をされたり、お孫さんと参加をされたり。どんな模様を描くのか、お隣と相談をしながら話も弾みます。殺風景な仮設団地の中で、少しずつカラフルな作品が飾られていくようになると嬉しいです。
学生ボランティアたちも、お手伝いに奮闘中。子供たちのお手伝いをさせてもらったり、お話し相手になったり。自分の作品を子供たちと一緒に作るときには、デザインを決めるまでに一苦労。集会所でのこうした時間を大切にしたいものです。少しでも「家を出てみようかな」のきっかけになるといいな、と思いながら場所づくりをしています。

ガラス3

使い終わればただのごみになってしまうガラスたち。そのガラスごみの行方を学ぶだけではなく、自分だけの作品を作れます。復興へ一歩ずつ。せっかく同じ仮設団地に住まうことになったので、ガラスおこしを通じて世代を超えた話し相手ができるきっかけの1つになりますように。

ガラスおこしは、大阪工業大学からのご支援をいただき工業ガラス発祥の地大阪の技術とアイデアを熊本に届けていただきました。熊本大学教育学部附属特別支援学校や復興ボランティア活動支援プロジェクトの協力で、ご要望をいただいた仮設団地で開催しています。