学生2名が「東北応援」関西学生ギャザリングに参加したレポートを掲載します。
「東北応援」関西学生ギャザリング
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今回、神戸学院大学で開催された「東北応援」関西学生ギャザリングに参加させていただいた。東北、関西、熊本の学生が一同に集い、活動報告やグループワークなどを通して、情報を共有したり、これからの可能性について話し合ったりして有意義な時間を過ごすことができた。その中で特に印象に残っていることが2つある。
1つ目が、福島大学の活動の1つの「いるだけ支援」だ。震災から5年が経過し、仮設住宅を離れる若い人が増えている。そこで、仮設住宅の空き部屋を利用してそこに学生が住み、声掛けなどを行うことで、高齢化が進む仮設住宅で「孤立死、関連死、自殺」をなくそうという試みだ。一緒の場所で暮らすことにより、信頼感が得られ仮設住宅に暮らす人々も要望や相談などしやすい関係になれるのではないか。熊本は現在仮設住宅の建設が進んでいるが、全く足りておらず、今は私たちが同じような支援をすることはできない。しかし、長い目で見ると、同じように仮設住宅から人が減っていき、高齢者が取り残されてしまうことも予想される。長期的に寄り添う支援をしていきたいと考える。住むことはできないが、通うことはできる。できるだけ仮設住宅に足を運びたいと思う。
2つ目は、寺本わかばさんが結成したグループである「わかばミーティング」の活動だ。寺本さんは神戸大学の学生で、現在は休学し、西原村でボランティア活動を行っている。寺本さんの活動で最も印象に残っていることは、地域に根差した復興をしているところだ。その例が炊き出しだ。おかずを炊き出してもらうから、地域のお母さんたちにご飯を準備してもらい、お父さんたちに会場をセッティングしてもらうなど、自発的な復興であるように感じた。周りに頼るだけではないところがすごく良いと思い、印象に残っている。
今回参加して感じたことは、自分の無力さだった。震災を経験してすぐの頃はいくつかのボランティア活動を行っていたものの時間が経つにつれて遠ざかってしまっていた。しかし、震災を経験していない関西の学生の方が東北のために、熊本のためにと活動してくださっているのを聞き、現地にいる自分は何をやっているんだろうと感じるとともに、これから熊本の復興のために現地にいる自分だからこそできることを見つけ、活動していこうと強く思った。
(小村千紘)

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2016年10月16日(日)、神戸学院大学で行われた関西ギャザリングというイベントに参加した。復興庁からいらした方から復興庁の取り組みについて聞き、その後集まった団体がそれぞれ自分たちの活動や被災した当時の様子についてパワーポイントを使って説明した。
私は、前震発生から今に至るまでの行動や熊本大学の体育館の避難所での様子について発表した。偶然にも、この日は熊本地震の本震発生から半年という節目の時だったが、実際には4月16日から半年が経過したという実感がなく、あっという間の6か月だったように思える。
関西ギャザリングでは、知らないところで全国の同じ大学生が熊本地震・東日本大震災の復興のために活動していることを初めて知った。まず、福島大学ボランティアセンターが行っている活動の中で私は1つの活動にとても興味を持った。2011年3月11日、東日本大震災が発生しもうすぐ6年を迎えようとしている中、目立つのが仮設住宅の空室だ。そこに目を付けた福島大学ボランティアセンターは、「いるだけ支援」という活動に乗り出した。これは、1年に2人ずつ4か月ごとに3サークルが仮設住宅の空室に住むという活動だ。空室が増えることによって仮設住宅全体の静寂さが進み、いまだに仮設住宅の生活を強いられている人たちは寂しい思いをする。しかし、学生が住むことによって学生ならではの活気で仮設住宅に住む人たちは元気になり活性化が期待される。また、学生自らも人生の先輩方とおしゃべりをしたりすることで、学校などでは習わない様々な知恵などを知ることができ、お互い様の関係の構築が可能だ。さらにDASH村を始めたということで、よりもっと仮設住宅に活気がでるだろう。
次に石巻専修大学の発表で何か復興のために企画をして仮設住宅などで行いたいと考える際、自分たちで勝手に考えて行うのではなく、実際にその場所に足を運び要望を聞いたうえで行うことがとても大切であると学んだ。また、石巻のお祭りで熊本地震のための募金活動を行い大津市に寄付していたことを知りありがたいと思ったと同時に私たちも改めて東北の復興のために活動し、熊本と東北が一緒になった復興をしていければよいと思った。また、何か行う際はボランティア側と受ける側の内と外の関係を大切にして行うべきだと寺本若葉さんの話を聞いて学んだ。
今回参加して、何か活動するからこそ見えてくるもの、そしてボランティアをしに行くのではなく「~に会いに行こう」という気持ちでこれから活動していこうと思った。このような機会をくださった安部先生(熊本大学)、神戸学院大学、宮本先生(兵庫県立大学)には感謝の気持ちでいっぱいである。今回学んだことを今後の活動に生かしていき、たくさんの笑顔に会うことを目的として頑張っていきたい。
(澁谷明佳)

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